ワクチン有効率
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2021.4.8


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ワクチン有効率90%


 ファイザー社のワクチン「有効率」が90%!

 この数字を見たとき、新型「遺伝子ワクチン」はすごいなぁ〜と、驚きました。が、この数字のからくり? を知ってから「なぁ〜〜〜んだ、そんな程度の違いなのか……」とガックリしました。



 4.6万人を2グループに分けて「有効性」を調査。

 その結果、ワクチングループの発症者は、97人。

 偽薬グループの発症者は、850人。

 よって、850 / 850 + 97 = 90 %

 ところが冷静に数字を比べてみると……、ワクチンを打とうが打つまいが、大半の人が発症しなかったということです。

 偽薬グループの発症者
  = 850人 / 2.3万人 = 3.6 %

 ワクチングループの発症者
  = 97人 / 2.3万人 = 0.4 %

 つまり、100人で比べてみると発症者は
  ワクチングループ、0.4人
  偽薬グループ、  3.6人

 100人のうち、3.2人(3.6人ー0.4人)の違い(発症者が減る)があったに過ぎません。これをもって「有効性が優れている!」と断言出来るのでしょうか? 疑問です。

 まして、日本人の発症率は欧米と比べて二桁も違いがあります。はたして日本人にとって、ワクチンを打つ必要があるのか? 疑問です。

 ファイザー社のワクチン「有効率」が90%! というのは、数字の魔法としか言いようがありません。

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 参照(インフルエンザワクチンの場合)

 ワクチンを接種しないときの発症率 23人 / 100人
 ワクチンを接種しときの発症率 16人 / 100人

 よって、23人 / 100人 ー 16人 / 100人 = 7人 / 100人

 つまり、100人のうち7人、発症者が減る。重症化しにくいと言われている。

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治験とは

治験とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、
医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。
元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。
従来、承認を取得することが目的であったため
企業主導で行われてきたが、
法改正により必ずしも企業の開発プロセスに乗る必要はなく
医師主導でも実施可能となった。 ウィキペディア









死因
新型コロナは36位


 先日、厚生労働省から2020年の死亡者の内訳が発表になりました。下の表の通りです。

 この表には載っていませんが、インフルエンザが31位、新型コロナが「0.3%」で36位となっています。

死亡原因
27.3 がん
15.0 心疾患
8.8 老衰
7.7 脳疾患
6.9 肺炎
2.9 誤嚥性肺炎
2.9 不慮の事故
1.9 肝臓疾患
1.5 認知症
1.5 アルツハイマー
23.5 その他


 また、日本経済新聞(2/22)には「死亡数が前年より大幅(約9千人)減少したと報じています。特に肺炎が激減していますが、「新型コロナ」死亡者のうち「関連死」(新型コロナがきっかけとなって死亡)もカウントされています。そのための現象と見られています。


 厚生労働省が22日に発表した人口動態統計(速報)によると、2020年の国内の死亡数は前年より約9千人減少したことが22日分かった。

 死亡数は高齢化で年平均2万人程度増えており、減少は11年ぶり。

 新型コロナウイルス対策で他の感染症が流行せず、コロナ以外の肺炎やインフルエンザの死亡数が大きく減少したためとみられる。

 2020年に死亡したのは138万4544人で、前年より9373人(0.7%)減った

 厚生労働省が9月分まで発表している死因別の死亡数(概数)によると、前年同期より最も減少したのは「呼吸器系疾患」で約1万6千人減っていた。内訳は肺炎(新型コロナなどを除く)が約1万2千人、インフルエンザが約2千人減っていた。

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PCR検査の闇


 PCR検査への疑問が、ネットにはいろいろと掲載されています。もともと「PCR検査は、実験室で使うために開発した。感染症(陽性判断)んみ使うべきではない。」と、開発者(ノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリス)自身が主張しているそうです。

 CT値(下記)の問題があります。WHOは基準値を「35回以下」としていますが、日本は「40回〜45回」で実施(今年1月下旬、厚生労働省は35回に変更するよう指示)してきていました。

 40回(サイクル)まで回すと、2の40乗だから1兆倍くらいウイルスの数を増やしている計算になります。40回を越すと、死んだウイルスやウイルスのカケラさえも拾って「陽性」と判断されるとのことです。


 PCR検査は唾液や鼻腔や口腔内に存在するウィルス遺伝子断片の特定部位を取り出して、それを倍々に増幅(サイクル数と呼ぶ)してサイクル数からウィルス量を推定する検査です。

 このサイクル数をCt値と呼びますが、問題なのは陽性と判定するCt値の設定いかんで結果がいかようにも調節されてしまう点にあります。

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 ウイルスが数万個、ノドの粘膜に増えて、やっと発症するというのに、数個のウイルス(中には死んだウイルス)で「陽性」とされるわけです。無症状者や軽症者が多数(8割)出ても不思議でありません。

 インフルエンザの場合、発症するまでに喉や鼻の粘膜でウイルスを退治して「発症」に至らない人が圧倒的多数です。新型コロナウイルス感染症も同じです。

 発症もしていない人を捕まえて(探し出して)隔離するなんて、本当にばかげています。医療の無駄でもあり、何より本人自身が多大なる迷惑を被ります。

 もういい加減、新型コロナウイルス感染症を「指定感染症」第2類から外して、5類にすべきです。

参考資料

第1類 エボラ出血熱(致死率80%)など
第2類 サーズ(11%)・マーズ(35%)など

第3類 食中毒
第4類 人畜共通感染症
第5類 その他の感染症

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 今のままなら、陽性者が増えたら「緊急事態宣言」、減ったらたら「解除」の連続で、世の中は疲弊します。人間関係、社会構造までゆがんで元に戻らなくなります。

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参考資料
PCR検査について


 今回の新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに突如感染症の検査として登場したPCR検査ですが、これまで臨床の現場で診断に使用された事はありません。PCR検査は唾液や鼻腔や口腔内に存在するウィルス遺伝子断片の特定部位を取り出して、それを倍々に増幅(サイクル数と呼ぶ)してサイクル数からウィルス量を推定する検査です。

 このサイクル数をCt値と呼びますが、問題なのは陽性と判定するCt値の設定いかんで結果がいかようにも調節されてしまう点にあります。Ct値を高く設定すれば微量のウィルス量(残骸や従来のコロナウイルスでも)陽性と判定されてしまいます。ところが実際に感染性を有する感染者のCt値はわかっていないのが現状なのです。

 Ct値には国際基準も存在しません。ですから各国基準値が異なります。日本より基準が低い国でPCR陰性だった人が、来日して陽性と判断されても当たり前な事なのです。

 最近では自費で安価なPCR検査センターが東京を中心に出現し、地方でも郵送で検査を受けられるようになって検査数が大幅に増加しています。これらで陽性となった数は保健所に報告されますが、陰性者の検査数はカウントされません。これが陽性率を押し上げる原因となり、実効再生産数の計算も実際との乖離が生じてしまいます。

 以上のように今回突如導入されたPCR検査というものは、実際はまだ感染症の検査としては不確実性の高い存在であり、今後の臨床データの蓄積を経て陽性基準としてのCt値も見直されるものである、つまりPCR検査の信頼性はそれほど高くないという事は皆様も知っておかれた方がよろしいかと思います。

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医療法人社団桃源堂HPより引用〜