来春
赤名保育所が閉所か?

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2026.8.26


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赤名保育が閉所か?

 赤名保育所(現37人)が閉所になり、来年4月に来島保育所(32人)に統合する説明会に出席しました。かつて4年間、赤名保育所に勤めていた私にとって、喪失感のある出来事です。

 建物の老朽化、河川に近い立地も理由に挙げておられましたが、いちばんの要因は保育士の不足(ここ2年間で7人も退職!)とのこと。私が勤めていた当時、待遇(給与)面の問題点を指摘し続けましたが、ついにここに至ってしまったか! という切ない気持ちの今日このごろです。

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出生数の推移


  飯南町の公表資料統計を確認すると、出生数は長期的にかなり減少しており、特にここ数年の落ち込みが大きいことが分かります。

飯南町の出生数の推移
2000年 49人
2005年 33人
2010年 31人
2014年 20人
2015年 21人
2016年 33人
2017年 27人
2018年 19人
2019年 22人
2020年 27人
2021年 17人
2022年 21人
2023年 19人
2024年 14人

 私が産まれた1951年(昭和26年)は、来島地区(旧:来島中学校校区)だけで、113人でした。赤名地区(旧:赤名中学校校区)も同数ぐらいいましたから、赤来地域(赤来中学校校区)で同級生が200人を超えていました。

それが今や、赤来中学校の生徒数は、当時と比べて 1/10 です。
1年生 22人
2年生 16人
3年生 22人

 さらに気になるのが「婚姻数」です。飯南町の町の評価資料によると、町の目標 が「年間20組」に対して、
令和2〜6年度平均 :5組
令和6年度    :2組

 単に「産まれる子どもの人数が減った」というだけではなく、「若い世代そのものの減少」「婚姻数の減少」が背景にある可能性が高いと言えます。

 以前の飯南町人口ビジョンでは、将来的に「年間40人程度の新しい生命が誕生する地域」を目指していました。それが現在は、10人台です。

 2000年ごろ:約50人 
→ 2010年ごろ:約30人 
→ 2020年ごろ:約20〜30人 
→ そして現在 :約10〜15人 ……という流れで見ると、飯南町の少子化がここ数年で新しい段階に入ったことが見て取れます。

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今後
保育所の所児の人数は?


 これは、赤名保育所と来島保育所の統合問題を考える上でも、非常に重要な数字です。保育士不足だけではなく、そもそも保育所へ入る子どもの母数自体が急速に小さくなっているのです。

 これから町全体の園児(所児)数はどうなるか? 飯南町の推計(2025年11月時点)があります。

2025年度 130人
2026年度 127人
2027年度 124人
2028年度 121人
2029年度 118人
2030年度 116人
2031年度 113人
2032年度 110人
2033年度 108人
2034年度 105人
2035年度 103人

 したがって、町の公式推計では、現在130人 → 5年後約116人 → 10年後約103人となります。ただし、町は「2016〜2025年度の10年間で平均2.3%ずつ減少した」と仮定しての推計です。ところが現実には、最近の出生数を見ると、

2020年 14人
2021年 18人
2022年 22人
2023年 22人
2024年 13人

 つまり、実際には町公式の「年2.3%減」より速く減る可能性があります。



赤名+来島を統合した場合は何人になるか? 現在の所児の年齢構成から単純に考えると、赤名40人+来島37人=77人です。
赤名+来島
0歳  7人
1歳 10人
2歳 17人
3歳 13人
4歳 17人
5歳 13人
計  77人

 統合直後は決して「小さな保育所」とは言えません。しかし、問題はその後です。入所する園児(所児)が数年後には、50〜60人台まで減る可能性があります。

 赤名保育所を来島保育所へ統合する案は、長期的には成り立つと思われます。しかし、「現在の赤名40人+来島37人=77人が、今の来島保育所へそのまま入れる」という意味では、いろいろと課題があります。特に重要なのが、@定員・保育室、A保育士、B送迎・駐車、C給食です。

 なかでも、最大のポイントは「定員60人」です。現在の来島保育所は、認可定員60人です。現行定員60人に対して約17人多い77人。統合するなら、定員変更、保育室の再配置・改修が前提になります。「来島保育所は60人定員だから、77人でもそのまま入れる」という話ではありません。

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以下
次号へ続く