新聞の社説
コロナ医療支援終了

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2024。4.1


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コロナ医療支援終了
山陰中央新報 社説
2024.3.30




図式化



@ コロナ医療支援が2024年3月末で終了します。

A もともと全額公費負担でしたが、2023年5月「2類から5類」に変更になって以降、段階的に自己負担を増やしてきていました。2023年度の公費負担額は、総額で48兆円にも上っていました。

B 4月以降は65歳以上は一部負担ですが、65歳未満は全額自己負担となります。入院補助もなくなります。高額治療・薬代は1割〜3割負担となります。

C もともと日本は病床数で世界一です。にもかかわらず、コロナ禍にあっては入院を断られるケースが多発しました。ワクチン・治療や治療薬開発も後れを取りました。PCR検査も十分に行われませんでした。

D 今後、新型コロナが再流行も考えられます。新たなパンでミックも起こります。そこで政府は、命の危険に目配りをする必要があります。すでに「改正感染症法」では病床確保の取り決めがなされました(行政と医療機関とが協定を結ぶ)。

E 2025年以降には、今回足並みが乱れた「政府・自治体・専門家」が協力試合、感染症の情報・治療費などについて、科学的知見を提供する仕組みを整えることになっています。

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図式の威力

当然のことながら
社説は文章(一次元:文字列)です。
一文字目から丹念に読み進めながら
情報を立体的に脳裏に構築しています。

このように読み進めていくと
文章全体の構造が見えながら
話がふくらんでいきます。

上の図式は、その様子を見える化したものです。
この図式を見れば
まさに内容が一目瞭然です。

図式を書き上げた時点で
情報カプセルとして脳裏にインプットされます。

図式を手元に置いて
ときどき図式に目をやりながら
語りかけるようなプレゼンが可能になります。