飯南町教育環境検討委員会答申
小学校=存続
中学校=再編


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2024.2.27


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さまざまな文章;図式の部屋


足かけ3年かけて
飯南町内小中学校の統廃合について
会議を10回重ねて協議を重ねてきていた
飯南町教育環境検討委員会が
2月26日(火)
大谷教育長に答申案を手渡されました。
下の写真は
そのことを報じた新聞の記事です。













この答申案は
A4判15ページにわたる長文です。
集中して読んでいても
途中から頭がくらくらしてきます。

そこで
答申案を簡略化した図式にしました。
以下の通りです。



全体像





少子化の流れを受けて……


 学校統廃合の問題が生じたのは、町内の「少子化傾向」が発端となっています。

 私が小中学校時代を過ごした昭和30年代は、町内で学年300人ぐらいでした。ところが今や、学年30人前後。近年の出生状況を見ると、近い将来は学年20人〜25人となります。

 検討委員会では協議の結果、小学校は存続、中学校は統廃合という答申を出されました。

 今後は2つの中学校の統合に向けて、具体的な検討に入ることになります。恐らくは統合校舎をどうするのか? どこにするのか? 紛糾が予想されます。

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中学生の意見は?

要約学習の時間
メディアリテラシーの場面(10分間)で
このことについて取り上げました。
下は意見を整理したプリントです。

生徒には
「単独校」「統合校」
それぞれの「よさ」を3つ以上ずつ考えさせました。
考える時間=3分
意見交換の時間=7分





 右下に書いているように、「賛成か反対か」が授業の趣旨ではありません。

 それぞれの立場から「良さ」「課題」があります。ある意味、どちらの意見も「正論」です。「正しい」「間違っている」という視点では考えません。

 何ごとも大事なことは賛否両論、視野広く考えるという姿勢(スタンス)が重要であることを強調して授業を終えました。

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