新しい年を迎えて
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2024.1.4


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2024年(令和5年)の年賀状です




不穏な幕開け


 2024年の幕開けは、暗雲漂うニュースから始まりました。

 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登でマグニチュード(M)7.6の強い地震が発生。多大なる人的・物的被害が出ています。

 1月2日午後6時前、羽田空港で新千歳空港から向かっていた日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突。海保庁職員5人が死亡、日本航空の乗員・乗客のうち14人がけがと報じられています。

 新年早々、こういう悲惨な映像は精神衛生上良くないので、基本的にテレビ視聴していません。被害が広がらないよう、また、一刻も早い復興を祈るのみです。

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いい正月でした


 さて、この「コメントの部屋」ですが一ヶ月以上、更新が止まりました。12月の要約学習の授業が目白押しで、綱渡りのような日々が続いたのが、いちばんの原因です。習慣とは恐ろしいもので、いったん更新を辞めるとずるずると月日が過ぎてしまいました。

 年も改まりました。ここで気分一新、再スタートです。ただ、今年は毎週更新という堅苦しい方法を辞めて、更新出来るときに更新する、というスタイルで過ごしたいと考えています。

 この年末年始、わが子の2家族7人(子ども4人)が帰省し、動物園のような賑わいの中で「いい正月」を過ごすことが出来ました。マイペースが完全に乱されはしましたが、楽しく思い出深い日々を過ごせたことを感謝しています。

 きょうは、それぞれ「さよなら」をして、あっけなく去っていきました。あとは、がらんどうのようになったわが家です。また日常が戻ってきました……。

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年賀状


 今年も沢山の年賀状が届きました。毎年、この年賀状があって心が繋がっている方もたくさんあります。たとえ久し振りに唐突に出合っても、何の屈託もなく自然に話が出来ます。

 近年の流行? 断捨離・終活の一環とのことで、「年賀状による挨拶は今年で最後とさせていただきます。」という賀状が、ここ数年、毎年10通以上(今年は13通)にのぼります。数年前までは350通を越えて差し出していた賀状も、今年は300通を割ると思われます。

 残念なのは、ずっと親しく心を通わせ合っていきたいと思った方からの断捨離です。以後はずっと音信もなく、近況も分からず、フェードアウトするように霞んでいきつつあります。

 ところで、今年秋からハガキが一枚 63円⇒85円に値上げになるとのこと。300枚出すとすれば、6,600円も増額となります。

 個人的にはせっかくいただいた年賀状ですが、印刷のみでコメントがない年賀状(=心が通わない)ほど寂しいことはありません。何だか儀礼で出されているようで、こういうのはお互いのためにも、辞めてしまった方がいいのかな? と内心は思っています。

 かくいう私の賀状は、短歌を軸に近況を伝える体裁にしています。そして必ず賀状の下に、ひと言コメントを書くようにしています。文字が小さくて、内容がてんこ盛り過ぎだという意見もありますが、マイペースを貫いて?いる私です。

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年頭の所感


 年頭の所感らしきものを述べてみます。

 近年、私の生活の軸となっているのが「要約学習」です。シーズン中(5月〜7月・9月〜12月)は週3日〜5日、授業があります。教材づくり⇒授業⇒ワークシート点検と、息つく暇なく続きます。

 「図式」を手に入れると読解力・聴解力が伸びるとともに、連動してスピーチ力・作文力も向上します。学力向上、日常生活の質の向上に必ず寄与します。こういう確信がありますから、授業にかける意気込みも、我ながら自画自賛しています。

 残された人生、人々に貢献したい!

 昨秋から始めたことがあります。高齢者施設への慰問(最近は「訪問」と言うそうです)です。ギター一本抱えて登場し、利用者の皆さん(高齢者)と一緒に「唱歌」を歌います。時間はわずか15分〜20分程度です。

 「昔取った杵柄」とはよく言ったものです。まさか趣味のギターが、こんな年になって役に立つとは、我ながら意外でもあります。出かけた施設の方からは「また来てください!」と声をかけられています。案外、私の余生のライフワークになるかも知れません。

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蛇足


 昨年12月に入ってから、思いがけないつながりが出来ました。

 私の大学時代の卒業論文のテーマは「漢字教育」です。楽しく身に付く漢字学習を探求しました。そのとっかかりとなったのが「石井方式漢字教育」です。石井 勲先生が提唱され、多くの保育所・幼稚園、小学校で実践が広がっています。昔のことですが、手に入る石井先生の本は片っ端から読みました。

 その経緯は忘れましたが、地元の来島小学校へ石井勲先生をお招きし、実際に1年生に漢字指導をしていただいたことがあります。

 この石井先生の著書の出版を手がけてきておられる出版社の方(福岡市)から、突然コンタクトがあり来町されました。お会いして「石井式幼児教育」「石井式漢字教育」に関して意見交換をしました。

 その数日後、唐突に「沖縄の開○幼稚園」へ足を運んでほしい旨の依頼がありました。私が石井方式に興味があること、要約学習を実践してきていること、保育所・小学校・中学校に勤務経験があることなどが、その背景にあるようです。

 私は別に著名な講師でも何でもありません。一介の教育実践者でしかありません。話すとしても、これまで経験したり積み上げてきたりしてきたこと以上のことは振っても出てきません。

 ……それでもいいとのことですので迷った末、自然体で園内研修会に参加させていただくことにしました。なお、「学童」の子ども達を対象に、要約学習の授業を行う予定にもなっています。

 当園では「石井方式」のほかに、「ヨコミネ方式」なども実践しておられるとのこと。どちらかと言えば、私自身が学ばせてもらう企画(1/22〜23)なると思われます。

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