別の視点から、プレゼンの極意を言うとしたら、「伝えたいという強い気持ち」だそうです。これが、プレゼンの原動力となります。
中谷さん自身、プレゼンの前には「自分の気持ちを盛り上げる」「伝えたいという思いを最大限に高める」とのことです。 ……おやおや、これまた私の場合と一緒です。
要約学習においては、「教材が命」です。発達段階に即して、子ども達が「なるほど」「面白い!」と引きつけられるような題材をいかに準備するか? ここが授業の「肝」です。
この教材が魅力的であるなら、図式化の意欲、プレゼンの意欲が一気に高まります。学習の成果も上がります。
小学校中学年は、身近な内容が中心になります。「タツノオトシゴ」「フンコロガシ」「クモの糸」「おばけ」「うんち」「おへそ」などなど。
中学生は、政治・経済・科学・歴史など、知的好奇心をかきたてる教材を日々、探し求めています。最近は人工知能に関する題材が目立ちます。「人工知能画家」「デジタルヒューマン」「メタバース」「デジタル通貨」「スマート農業」……。
小学校高学年は、中学生用の教材を小学生向けに書き直します。同時に、小学校中学年の教材を書き直しますが、高学年を念頭に教材づくりもしています。「培養肉」「ロボット審判」「空飛ぶ車」「人工流れ星」「昆虫食」……。