余命3ヶ月のウソ
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2023.2.4


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今や2人に1人がガンにかかり
3人に1人がガンで命を奪われるという時代です。
実際に身の回りで
癌治療を受けたり
癌でなくなった方が
たくさんあります。

壮絶な闘いの末に亡くなった方もあります。
同級生も少なからずいます。

自分もいずれは癌宣告を受けるだろう
そんな思いが心の片隅に巣くっています。

もし宣告を受けたらどうするか?
年齢にもよります。
癌の場所、程度にもよります。

しかし
今思っていることは
戦いたくありません。
いくつかの事例を思い浮かべてそう思います。

緩和治療を選択し
辛く苦しくなったら
その痛さ苦しさを取り除く医療を
今は選びたいと思っています。

そういう折に
この本と出会いました。







早期がんを3年放置しても
ほとんど変化しないということは
日本の専門医にとって
常識以前。


余命宣告の多くは
患者を治療に追い込むための
脅しだった!


患者よ、がんと闘うな!
あなたの癌は、がんもどき。
抗がん剤は効かない。

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抗がん剤のように
寿命を縮めるような治療法はやめて
本当に延命効果がある方法を実施しよう。





書店でこのフレーズを見て
衝撃を受け
さっそく購入して読みました。

そして
一冊の本の内容を
下のように
一枚の図式にしました。







大半はがんもどき(放置せよ!)
早期発見時はすでに転移済み


 「がんもどき」というのは、食べ物のがんもどきの事ではなく、”がん”のもどきという意味です。癌のように見えるが実は偽物のがんで、「放っておいても問題がない」とされるがんのことです。

 早期発見によって発見された「がん」の多くが、その後転移する恐れがない「がんもどき」。にもかかわらず、手術や抗がん治療を受ける患者が後を絶たない。 ……これが、著者(近藤 誠 医師)の主張です。

 「癌の早期発見、早期治療で生存率が高まる」というのが一般的な考え方で、医学界では常識とされています。そのために「がん検診」が行われています。しかし、医療技術の進歩で以前よりも早期発見できるようになった今でも、癌の死亡者数は年々増え続けています。ここに大きな疑問を抱いたのが近藤医師です。

 近藤医師と一般的な医師の見解で最も異なる部分が、「癌は放っておくと転移する」という点です。近藤医師は、
本物の癌であれば何をしても転移するし、がんもどきであれば大きくなっても転移しない。という考え方です。

 しかし、「癌は早期発見、早期治療で治る可能性が高くなる。」、「良性腫瘍が悪性化する可能性もある。」、「癌は大きくなるほど転移する可能性が高くなる。」、「良性腫瘍でも放置することで悪性化する可能性がある。」というのが一般的な考え方です。

 近藤医師の見解(ポイント)を箇条書きにすると、次のようになります。

癌は治療しなければならないが、がんもどきは治療しなくても良い。

癌は見つかった時点で転移しているが、がんもどきは放置しても転移しない。

がんもどきが癌になることはない。

現在の医療技術では、癌とがんもどきを区別することはできない。

早期発見を目的とした検診には意味がない。(早期発見したときにはすでに転移している。)


では、どうすればいいのか?

「本物の癌」は、その病変を切除しても早晩再発(=死)は免れない。

同じ死ぬのなら、手術という獄門が加えられるだけマイナスである。内臓の手術は苦しい。

手術によって、かえって命を縮めることもありうる。「癌もどき」は慌てて治療する必要はなく、最小の治療か経過観察でいい。大きくなって、生活に支障が現れるようになってから治療を受けても遅くはない。



 手術・抗がん剤・放射線(三大癌治療)により、ガン細胞を強制的強圧的に除去する積極的な治療が、現在では一般的に行われています。確かに表面的には効果がありそうですが、人体で一番大切な「免疫力を犠牲」にする治療法です。不自然な治療方法です。ガン治療の成績が長年向上しないのは、ここに根本的な原因がありそうです。著書を読みながら、そう考えました。

 近藤医師は、第4の癌治療法「免疫療法」についても、根拠を挙げて「多くの場合、効かない。」と断言しておられます。理由は、癌細胞も正常な細胞も、どちらも同じ「細胞」です。区別して攻撃することは、基本的に困難だからだそうです。

 ただ、これについては、新聞の記事に掲載された免疫療法を読むと、将来性があるのではないか? と、私は信じ、期待しています。

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