12億年前、人間の原始細胞の中に「ミトコンドリア」が侵入し、共生した、そのメカニズムを図式した場面です。
人間細胞は、地球に酸素が増えた環境に順応し、ミトコンドリアを取り込んだと説明してあります。そのミトコンドリアは、酸素を使って大きなエネルギーを供給してくれるのです。
むろん共生です。ミトコンドリアは、人間細胞から「糖」をもらって分裂。ただし、しっかり糖をもらうために、人間細胞の分裂を押さえ込んでいるとのことです。 ……いやぁ〜、実に興味深い解説です。
ちなみに、このシステムが崩れた状態。つまり、ミトコンドリアが死滅するとどうなるか? 人間細胞の分裂を抑えられず、「ガン」を発症するという図式です。