ローソン
スマホペイ

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授業対象=中学校2年生
実施=2018.5.29


2018.5.15


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全体像


教材


@ ローソンは今年4月23日、利用者にスマートフォンで代金を支払ってもらう「ローソンスマホペイ」の実証実験を始めました。この実験は、東京都の3店で5月末まで実施します。店に入った人はローソンの公式アプリを起動。商品を棚から手に取り、そのバーコードをスマホのカメラで読み取って支払い方法を選びます。支払いの方法は、電子決済サービスの「アップルペイ」や「楽天ペイ」、クレジットカードから選べます。レジに並んで代金を支払う必要がありません。店を出る時には、決済画面を出口の端末にかざしたら、支払いは終わりです。

A ローソンスマホペイを導入することにより、午前1〜4時は店員がレジでの接客はしない「無人営業」にします。ただ、酒やたばこなど販売免許が必要な商品の場合は、倉庫などで作業している店員を呼び出します。ローソンは、こうしたスマホ決済を上海(中国)に構える約1千の全店で導入済みです。

B ただ、心配なのは万引き対策。今回の実験店では、防犯カメラの数を増やしていません。決済の画面を出口の端末にかざさなくても、店を出ることが出来ます。この点に関して、実験の結果によっては防犯カメラを増設したり、決済しないと店を出ることができないようにシステムを変えたりするとのことです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。


この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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〜タイトル「部活動」〜

 昨年(2017年)4月、文部科学省は小中学校の教員を対象とした平成28年度の勤務実態調査結果を公表しました。10年前の前回調査と比べ、小中の教員とも勤務時間が増加。週60時間以上だった教諭は小学校で34%、中学校では58%に上っています。

 公立校教員の勤務時間は週38時間45分と規定。上記の教諭は「週20時間以上の時間外労働」が常態化しており、「過労死ライン」(月80時間超が目安)を上回っていることになる。文科省は「学校を支える教員の負担は限界に近い」とし、中教審などで今後対策を議論すると発表しました。

 これを受けて、昨年12月(2017.12.26)、文科省は「学校における働き方改革に関する緊急対策」を発表しました。それによると、「部活動は学校ではなく、地域が担うものとする」という方向性を打ち出しました。特に、「教師の負担軽減」と「適切な部活動指導」を挙げています。日本独特のスタイルを抜本的に見直そうというわけです。

 教師の負担軽減という視点では、すでに「開かれた学校づくり」(1990年)で打ち出されています。部活動の外部委託が予算化され、現在では全国で3万人を超えています。今回の提言では更に推し進め、外部委託を「学校単位」から「地域単位」に移行させたいとしています。

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音声言語で伝えるため
実際には
上の文章通りではありません。
骨子は上記の通りですが
枝葉を付けながら
約6分間のスピーチ予定です。

10分間
指導者のスピーチに反論する


  反論する
   (1) 5分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(別室で交互にプレゼンし合う)
   (3) 3分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論してみる。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。