非正社員の正社員化
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授業対象=中学校3年生
実施=2017.12.13


2017.12.3


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全体像


教材


@ パートや契約社員など「非正社員」の人は今、働く人の4割近くにまで増えています。ところが最近、パートや契約社員など「非正社員」を“正社員化”する動きが広がっています。また、育児や介護などの事情を抱える人のために「短時間勤務」を導入したり、「転勤なし」という条件で採用を進めたりするなど、正社員のあり方も大きく変わりつつあります。

A 背景にあるのは、深刻な人手不足です。今年6月、正社員の有効求人倍率は初めて1倍を突破しました。一方、中小企業では業績が好調で店舗を増やしても、人手が確保できないため営業ができず、行き詰まって倒産するケースも相次いでいます。
※ 有効求人倍率=倍率が1を上回れば人を探している企業が多く、下回れば仕事を探している人が多い。
B 特に人手不足が深刻な業界は、流通業・サービス業・小売り業などです。そこで、正社員にして囲い込んでいこうという動きです。正社員になるとボーナスが支給されるほか、年金など、福利厚生も充実します。昇進・昇給の道も開かれます。国の試算によると、2030年には労働の核となる世代の人口が500万人以上減少。人材の確保は、ますます難しくなると見られています。各企業では「非正社員の正社員化」に加えて、働きがいのある環境を整えることが急務となっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =「人工知能の発達」の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
  =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
  =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン
   教材=「水素発電」&「揚水発電」