北朝鮮のミサイル開発
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授業対象=中学校3年生
実施=2017.12.13


2017.12.3


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全体像


教材


@ 去る11月29日、北朝鮮が発射した新型弾道ミサイル「火星15型」は、高度が初めて4,000キロを突破しました。この高度は、アメリカ大陸をも射程に入れた(飛距離1万3,000キロ)ことになります。これはICBM(大陸間弾道ミサイル)の実験と見られています。このミサイルの開発を巡り、アメリカだけでなく国際社会の緊張が、これまでになく高まっています。

A 北朝鮮は1993年に1,300キロの射程を持つミサイル「ノドン」を、1998年には1,500キロ以上の射程を持つミサイル「テポドン1号」を発射。また、去年はミサイル「ムスダン」を発射し、射程は4,000キロを超えました。そして今年になって、新型弾道ミサイル「火星12型」「火星14型」「火星15型」が登場しました。しかし、北朝鮮が目標とするICBM(大陸間弾道ミサイル)の完成には、「核の小型化」や「大気圏再突入技術の確立」など越えるべき壁があり、実際に使えるミサイルの完成までには、まだ時間がかかるという見方が専門家の間では支配的です。

B こうして急速に進むICBMの開発を止めるには、「北朝鮮の核・ミサイルは世界の平和を脅かす脅威なのだ」という認識を国際社会が共有して、一致して制裁を履行するほかありません。もっとも、大きな犠牲を伴う武力行使(戦争)は現実的な選択肢ではありません。北朝鮮との直接対話が、何と言っても重要です。まずは条件をつけない形で対話のテーブルにつかせ、「核・ミサイル開発をやめることがどれだけ自国のためになるのか」、北朝鮮にはっきり理解させることが必要です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =「人工知能の発達」の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
  =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
  =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン
   教材=「水素発電」&「揚水発電」