カフェイン中毒
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授業対象=中学校2年生
実施=2017.12.14


2017.12.3


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全体像


教材


@ コーヒーやお茶には、カフェインが含まれています。最近、コンビニや薬局などでよく見かけるようになった「エナジードリンク」と呼ばれる清涼飲料水にもカフェインが含まれています。カフェインを含んだ錠剤もあります。カフェインには眠気覚ましの効果があり、日常的に活用している人も少なくないと思います。こうした飲み物や錠剤は、適量を守れば問題はありませんが、大量に摂取し、“急性カフェイン中毒”にかかる若者が急増していることが社会問題になっています。

A 例えば真中玲子さん(仮名)28歳の例です。真中さんは、派遣の仕事を複数掛け持ちしています。「これを飲むと疲れが取れます。元気が出ます。」と語っていました。ところが4年前、エナジードリンクとカフェイン入りの栄養ドリンクを短時間に4本飲んだところ、寒気や手のしびれを感じました。すぐに病院で受診したところ、「急性カフェイン中毒」と診断されました。

B カフェイン中毒の症状は、興奮・不眠・吐き気・頻尿(トイレが近い)・頻脈(どきどき)などがあります。カフェイン中毒で搬送された人の9割以上は、ドリンクではなく錠剤を摂取していました。錠剤の場合、服用を始めると錠剤の数が少しずつ増えていく傾向にあります。日本中毒情報センターによると、成人では短時間に1,000ミリグラム以上を摂取すると、中毒症状が起きるとのことです。カフェインは過剰に摂取すると非常に危険だということを、強く注意喚起していく必要があります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =「人工知能の発達」の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
  =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
  =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン
   教材=「水素発電」&「揚水発電」