@ 日頃のストレスをカラオケで歌ってスッキリ解消するという方も少なくないと思いますが、そんなカラオケの楽しみ方が、いま幅広く進化しています。まさに“カラオケ新時代”の到来です!
A 東京・品川にこの夏、電車の車内をイメージしたユニークなカラオケボックスが登場しました。部屋の備品はすべて実際に鉄道で使われていたもの。壁には、車窓からの眺めが映写されます。とことん電車に乗っているような気分を味わいながらカラオケを楽しめます。また、一度でいいから大観衆の前で歌ってみたい! そんな夢をかなえてくれるカラオケボックスも登場しました。歌い手が専用立体映像メガネを装着すると、目の前に1,500人の観衆が現れます。このカラオケは、コンサートをバーチャルリアリティーで体験できます。それも人気グループ「ゴールデンボンバー」のメンバーと一緒にステージに立って歌う体験ができます。こうしたユニークなカラオケボックスは、いま全国各地で増えています。
B カラオケは、介護予防の分野でも注目されています。東京都清瀬市では一昨年6月から65歳以上の市民などを対象に、カラオケを使った健康教室(認知症予防)を行っています。その主なメニューは、@懐メロを歌いながら全身を使った体操をする、A歌詞を「パ」「タ」「カ」「ラ」に置き換えて歌って口の筋肉をトレーニングする、Bところどころ歌詞を隠して懐かしい歌を思い出しながら歌う、などです。プログラムは500以上準備されています。