普天間基地問題
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授業対象=中学校二年生
実施=2017.11.13


2017.11.3


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全体像


教材


@ そもそもなぜ、日本にアメリカの基地があるのでしょうか? 1945年、第二次世界大戦で日本は敗戦国となり、戦争をすることを放棄しました。武器を持たない代わりに、アメリカに守ってもらうという約束をしました。その際、日本全国33都道府県に米軍基地が設置されました。特に沖縄は1972年までの27年間も米軍の統治下に置かれ、米軍基地が集中しています。面積が日本国土の0.6%に過ぎないにもかかわらず、日本における米軍基地の74%が集中。沖縄の面積の実に18%が、米軍基地として使用されています。

A 米軍基地があるために沖縄県民は、航空機の騒音、実弾演習による山林火災、戦闘機などの墜落事故、米兵による事件(米兵が犯罪で検挙された件数は月平均11件)など、多くの住民が被害者として苦しんでいます。日本ではアメリカ軍人を特別扱いするルールがあり、犯罪を犯した米兵を正当に裁くことが出来ません。

B なかでも、普天間基地は人口密集地の中心にあり、世界で最も危険な基地と言われています。そこで1996年、「危険すぎる普天間基地を完全返還する」と日米で合意しました。が、その後も基地の「沖縄県名護市辺野古」への移設をめぐって沖縄県民の(沖縄に負担を集中させるなという)反対運動を受け、今も日本政府は迷走し続けています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =「沖縄復帰45年」の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
  =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン
 

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
  =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン
   教材=「太陽」&「月」