沖縄の歴史(1)
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授業対象=中学校二年生
実施=2017.11.13


2017.11.3


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全体像


教材


@ 関ヶ原の戦いから9年後の1609年、薩摩藩(今の鹿児島県)は「琉球王国」に3,000名の軍隊で進軍しました。琉球王国は必死に抵抗したものの敗れ、以降、琉球王国は「琉球藩」として薩摩藩の支配下に組み入れました。時は流れ、江戸時代が終わり明治時代になった 1879年、「廃藩置県」を行った明治政府は、琉球処分によって「琉球藩」を廃止し「沖縄県」を設置しました。また、日本語教育を徹底して行い、もともと話されていた「琉球語」は方言のような扱いとなりました。

A 以後も沖縄県では「琉球王国復活」を目指した活動が続いていましたが1945年、太平洋戦争が終結。日本を統治した「GHQ」(連合国軍最高司令官総司令部)は、沖縄県を日本から分離し「信託統治領」としました。背景には「沖縄はもともと琉球王国であって、日本ではない」という意識が米国側にありました。  

B ところが、1950年代に入ると東西冷戦時代に突入。アメリカにとって沖縄の軍事戦略上の価値が高まりました。これによって「沖縄の独立」を考えていたアメリカは、「沖縄の軍事拠点維持」へと変更。米軍による軍用地接収などが始まり、「琉球国の復興」という沖縄県民の期待は裏切られることになりました。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =「沖縄復帰45年」の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
  =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン
 

 2)冒頭の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
  =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン
   教材=「太陽」&「月」