初めての要約学習を終えて
中学一年生の皆さんの感想
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2017.10.3


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要約学習研修会の反応(事後アンケートより)



9月21日(木)
O中学校1年生の授業に出かけました。
子ども達の感想を送ってもらっています。
以下に紹介します。




どう話したら
相手が理解してくれるかな?
そう意識しながら生活するだけで
話す力の成長はぐんと違います。













そうです。
メモは単なる語句の羅列です。
内容が整理されて
脳裏に残りません。
その点
図式は内容が構造化されます。
脳裏に映像として残ります。













今回の要約学習は
きっかけづくりに過ぎません。
実際にプレゼン力が伸びるかどうかは
これからの生活の中で
常に意識したり
より効果的に話そうと
工夫・努力する姿勢にかかっています。















40秒以内のプレゼンが
きりりと引き締まったプレゼンへの
訓練になっています。
まさに「要約学習」です。
このことは
無駄を省いて
きりりと引き締まった文章を書く
その力を伸ばすことにもつながっています。













図式力の向上は
聴く・読む
読む・書く
全ての力をごっそり伸ばします。















嬉しいですね。
今後計画されている
三瓶研修のまとめや
プレゼンに生かそうとしておられます。
この姿勢が言語力を伸ばしていきます。















図式を描く作業を通して
内容が絵のように
右脳に残ります。
さらには
描き上げた図式を眺めていると
どういう順に話したら
相手に伝わりやすいか?
相手を引き込むことが出来るか?
アイデアが浮かんできます。














図式の威力を
体験的に学んでくれたとのこと。
嬉しい感想でした。















今回の要約学習を通して
日ごろの授業を想起し
説明・解説される先生たちの
立場に立って考えるとは
思いがけない収穫です。
















人にも依ると思いますが
読んだ内容を伝えるより
聞いた内容を伝える方が
よりレベルが高いと言えます。
ただし
人類が文字を手に入れたのは
人類の歴史から観て
ごくごく最近のことです。
そういう点では
文章を読む・書くことの抵抗が
未だもって
子ども達を苦しめていると言えます。












生徒として授業に参加してくださった
2名の先生からのコメント






だらだらと話すのを聞いたり
だらだらと書かれた文章を読んだりするのは
とても苦痛なものです。
人間誰しも時間の制約の中で
今を生きています。
より端的にズバリと
話したり書いたりする能力は
社会生活できわめて重要だと思います。
















生徒の学力はさまざまです。
でも
全力投球することにおいては
どの生徒も同列です。
めいっぱいベストを尽くして
聞いたり読んだり
図式を書いたり
プレゼンしたりする
その姿勢が
少しずつ少しずつ
しかし確かな歩みで
その生徒の言語力を高めていきます。
要約学習では
学力に関係なく
そういうベストを尽くす姿を
いちばん大事にしてきています。

今後の学校生活
授業・学校行事などで
どんどん要約学習の趣旨を
生かしていかれることを
心から期待しています。