進化する
お米パン


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授業対象=中学校2年生
実施=2017.5.11


2017.5.15


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全体像


教材


@ 今、お米パンが注目されています。アレルギーや病気で、小麦が食べられない人たちの間で需要が高まっているのです。米粉のパンだけではありません。玄米でできたパンも、ビタミンなどの栄養が小麦のパンに比べ数倍以上で、女性たちの間で大人気となっています。

A これまで玄米は硬いため加工が難しく、パン作りには使われてきませんでした。しかし農業機械の販売会社が、独自の技術で「玄米をペースト状にする」ことに成功しました。西山忠彦社長の解説によると、「年々農家が減り、販売台数が落ち込む中、玄米パンで米の消費を拡大しようと研究開発を進めてきました。」とのことです。

B 一方、海外ではパンやケーキの原料として米粉が注目されています。なぜ小麦粉を使わないかというと、欧米では100人に一人という「セリアック病(難病)」対策のためです。セリアック病とは、小腸に影響を及ぼす病気です。小麦などに含まれるタンパク質「グルテン」を摂取すると、小腸のじゅう毛などに炎症が生じ、栄養を十分に吸収することができなくなります。その結果、体重の激減、激しい腹痛に襲われます。製粉会社の小城吉輝さんは「米粉パンは、無限大に広がっていく可能性があります。」と語っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

1)聞き取りメモ
 =「消費税増税の現状と課題」という内容の話(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
 =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン

2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

3)2人組になり、一人が別室で(メモをとらずに)一つの情報を聞く。
 =教室へ戻ってペアの人にプレゼン ⇒代表者プレゼン