線虫が90%以上の確率で
癌を発見!


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授業対象=中学校1年生
実施=2017.5.9


2017.5.15


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全体像


教材


@ 「日立製作所」と「HIROTSUバイオサイエンス」は2017年4月18日、線虫によるがん検査の実用化に向けた「共同研究開発契約」を結びました。HIROTSUバイオサイエンスは2015年、尿を使って線虫でがんを検査する技術「N-NOSE」を開発しました。一方、日立は大量の検査を短時間かつ低コスト(低い料金)で実現できる「自動解析技術」を開発しています。二つの企業の協力により、線虫によるがん検査が実現に向かうことになりました。

A 線虫は、さまざまな臓器(現在は10種類)のがんを90%を超える精度で発見できることが、すでに証明されています。N-NOSEの強みは、水たまりなどに普通にいる線虫を使うので、安上がりだということです。ただし現在は検査を人手で行っており、短時間に多くの検査を行うためには、検査の機械化が欠かせません。これにより検査費用を安く(1回当たり数千円)できるのです。また、検査結果がわずか一時間で分かるようになります。

B 日立製作所の開発している「自動解析技術」は、線虫の数を光の強弱で測定する方法を導入しています。従来のように線虫の数を目で数えることなく、コンピュータで判定で出来る仕組みです。発表によると、2019年末の実用化を目指しています。

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※ 実用化=実際に診察に使われること


合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 ※上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。
  ⇒代表者による全体プレゼン

 
※これを2セット、行いました。

合計8教材を準備しました。