@ 国民的ヒロイン、浅田真央が4月、勝負の銀盤を去りました。浅田真央は練習量の多い選手でした。佐藤信夫コーチは、真央の指導で最も苦労したことは「練習をやめさせることだった」と話しています。本拠地の中京大学のリンクでは、長いと午前9時に練習を始め、終わるのは午後6時半。その間、2〜3回に分けて計4〜5時間滑ります。さらに氷上練習の合間、他の選手が一息入れるようなときも、筋力トレーニング・柔軟体操・縄跳び・ランニングを詰め込んでいました。
A 真央は、明るさと純粋さも併せ持っています。レピュコム社(日本の会社)の調査では、真央の日本国内での認知度(名前を知っている人)は99%。女優など、他の分野の女性と比べて最も高い選手です。「好感度」部門でも浅田が1位となっています。同社の社長は「信念を貫き通す純粋さがある。勝ちもあれば負けや挫折もあり、また再挑戦するという人生に、見る人が共感するのではないか。」と話しています。
B 真央をCMに起用する企業の社長は、「健康的な美しさのイメージを持ち、特定の層だけでなく老若男女、誰にでも好かれる珍しいキャラクターだ。」と起用の理由を語っています。誰からも愛された真央は、素直さと優しいほほ笑みをたたえて引退を決意しました。