高校生のアルバイト
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20176.2.13


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全体像


教材
中級編


@ 高校生のアルバイトというと、好きな洋服を買ったり、友だちと出かけたりするためのお小遣いを稼ぐというイメージがあると思います。しかし今、貧困や格差の問題が指摘される中で、もっと切実な目的でアルバイトをする高校生が3割以上もいます。

A 首都圏に暮らす優子さん(高校3年生)の場合、昼ご飯は学校の購買部で買った、パンの耳(一袋70円)です。学校が終わると、すぐさまアルバイトへ。週4日、平日は5時間近く、休日は10時間働いています。優子さんの両親は2年前に離婚。母親は小学生の妹と弟を養うため、早朝から深夜まで働きづめです。優子さんのアルバイト代は月8万円。そのうち2万円は高校卒業後の進学費用に積み立てています。アルバイト代の大半、5万円は家計に回します。

B 優子さんがアルバイトを終えて帰宅するのは、夜10時過ぎ。食事をすませ、勉強にとりかかります。優子さんは英語が得意で、スピーチの全国大会でも毎回入賞してきました。高校の先生からは大学への進学を勧められましたが、妹や弟の将来を考え、早く就職して家にお金を入れることができるよう、専門学校への道を選択しました。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2017.2.24




この日の授業では
次のような2層構造で行いました。

1)聞き取りメモ
 =「学校給食を廃止しよう」という内容の主張(指導者がスピーチ)をメモ書き(図式)しながら聞く。
 =その後、2人組になって相互にレゼンしあう。⇒代表者プレゼン

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。