囲碁界に人工知能旋風
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20176.2.13


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全体像


教材
中級編


@ 囲碁界にAI(人工知能)旋風が吹き荒れています。昨年3月、世界最強棋士の一人、韓国の李世(イセドル)九段を4勝1敗と圧倒したAI「アルファ碁」の出現は、囲碁界に大きな衝撃と影響を及ぼしました。今はアルファ碁が試した手が、世界のトップ棋士の間で大流行しています。

A アルファ碁の棋譜(打つ手)を見ると、部分的なヨミでは常に正解を打っているわけではなく、まだまだ人間の方が上かと思われます。しかし、部分的に最善でなくても全体では遅れていない、むしろリードしているました。つまり大局観が優れているように感じます。この調子で進化するとAIが人間を超えるのは、時間の問題だと思います。これからどんどん進化して神の領域に近づき、人間には理解できない手を打つようになるかもしれません。

B AIが人間を完全に超えてしまったら、囲碁ファンがコンピュータ同士の戦いを好むようになるのではないかと、心配するほどです。でも、自動車が出現しても陸上競技の魅力は色あせません。人間には感情があり、疲れがあり、ミスが出ます。それらも含めての魅力が、人間同士の戦いにはあります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2017.2.20




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組になって相互にメモを見ながらプレゼンしあう。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン