亡き姿を人形に!
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20176.2.13


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全体像


教材
中級編


@ 愛する家族を失った悲しみを受け入れ、乗り越えようとする遺族たちの支えとなっているものがあります。亡くなった家族の面影を、3Dプリンターを使って再現した人形です。亡き家族をしのぶものとして、遺影を飾る習慣は多くの家庭で見られます。この習慣が広がったのは、写真が普及した明治時代以降とされています。それが今、3Dプリンタ−の技術が発展する中で、思い出の写真をもとに家族の精巧な人形を作る人が増えています。

A 亡き家族の人形を製作するのは、3Dプリンターで商品サンプルやフィギュアを作っている大阪の会社です。最初に依頼を受けたのは3年前。11歳の娘を亡くした父親からでした。古荘光一社長は、「両親が本当に娘がよみがえったかのように喜ばれました。人形がそういう力を与えるんだと気づきました。」と語っています。

B この会社に寄せられた依頼のうち、およそ8割が、子どもを亡くした親からのものでした。わが子を亡くされた場合や、突然死の場合は、特にショックが大きいと報告されています。その死をどう受け止めていくのか? 少しずつ喪失感が癒されていく手だてとして、人形に語りかけることは、心理学的にも大きな意味があります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2017.2.20




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組になって相互にメモを見ながらプレゼンしあう。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン