防犯カメラの増設
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20176.2.13


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全体像


教材
中級編


@ ベルリンの「クリスマス市」に、トラックが突入しました。テロです。事件を受けドイツ国内では、公共施設に防犯カメラを増設するよう求める声が高まっています。しかし、ベルリン市はカメラ増設を拒否しています。冷戦時代に東西に分断されたベルリンでは、旧東独が作り上げた「監視社会」への嫌悪感が今も市民の間に残り、カメラ設置に慎重な姿勢につながっているのです。個人の尊厳やプライバシーの保護か、治安確保の徹底か。テロ抑止策を巡り、首都の世論が二つに分かれています。

A もともとドイツでは、防犯カメラによるプライバシー侵害への懸念が根強くあります。プライバシー保護との兼ね合いから、民間企業もカメラ設置を敬遠しがちです。ベルリンでは鉄道駅以外では、ほとんどカメラを見かけないほどです。

B ところがベルリン市内で12月25日深夜、数人の男が地下鉄駅でホームレスに火を付けて逃走する事件が発生しました。翌日、警察が容疑者らの防犯カメラ画像を公表したところ、少年6人が出頭、殺人未遂容疑で逮捕されました。犯罪捜査へのカメラの有用性を示した結果に、カメラ増設を迫る声は一層強まっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2017.2.20




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組になって相互にメモを見ながらプレゼンしあう。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン