着物の貸し借りビジネス
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20176.2.13


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教材
中級編


@ 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県大津町。地震後の2016年7月、着物の貸し借りを仲介するビジネスが産声を上げた。上田剛士さん(31歳)が起業した「Wa Lend(ワ・レンド)」。拠点は実家の一軒家だ。着物を貸したい人がサイトに情報を登録、気に入った人がレンタルを申し込む。着物は所有者から借りる人へ送られ、レンタル料の一部が同社に手数料として入る。

A サイトは上田さんが独学でつくり、父がチラシを配った。今は20人から振り袖・浴衣など、50点余り出品されている。成人式の前撮りや式当日の予約も入ってきた。上田さんはかつてプロサッカー選手を目指したが腰を痛めて挫折。起業を目指し、コーチなどをして300万円をためた。米国で卒業パーティー向けドレスレンタルが成功していると知り、日本では成人式での着物レンタルを個人でできないかと考えた。

B ワ・レンドでは、貸し手が借り手に手紙を書く。「おばあちゃんが孫のような子に、手紙を添えて着物を貸す。世代を超えたつながりができれば。」と上田さんは話している。なお、社名の「Wa」には和装の「和」だけでなく、人をつなぐ「輪」の意味もある。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生
実施=2017.2.28




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組になって相互にメモを見ながらプレゼンしあう。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン