見直そう
中学校の部活動


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20176.2.13


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全体像


教材
中級編


@ 学校の先生の労働時間の長さが、大きな社会問題になっている。原因のひとつと指摘されているのが、部活動を指導する負担の重さだ。スポーツ庁が昨年行った全国調査によると、中学校の運動系部活動で、「学校の決まり」として練習を休む日を設けていない学校が全体の40%を占めた。

A この問題は最近になって持ちあがったわけではない。1997年に当時の文部省におかれた有識者会議は、「中学の運動部は週2日以上の休みを確保すること」と提言している。にもかかわらず、20年にわたって改善されていない。その原因として、土日や休日に開かれる大会や試合があげられる。進学時の選考資料につかわれる内申書や調査書に、部活動での成績や活躍が記入されるのも、教員や生徒・保護者が力を抜けない一因だろう。

B 部活動を重視すること自体は否定されるべきではない。勉強とは違う場面で輝く生徒もいれば、社会性を養ったり、趣味・特技を伸ばしたりする場にもなる。だが、物事にはおのずと限度がある。教員の多忙感は心身の健康を害したり、教育の質を落としたりすることになりかねない。中学校体育連盟とも連携をとり、大会のあり方から検討してみてはどうか。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生
実施=2017.2.28




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組になって相互にメモを見ながらプレゼンしあう。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン