学校のトイレ
洋式化の動き


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20176.1.10


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全体像


教材
中級編


@ 洋式トイレ(洋式便器)は、昭和30年代の高度成長期に建設・整備された住宅で採用され、1964年の東京オリンピック後、急速に広がりました。しかしながら、公立小・中学校のトイレの洋式化はなかなか進んでいません。メーカーの出荷率では洋式が9割を超えるのに、学校の洋式率は4割に止まっています。このため、今では和式に慣れていない子どもが多く、「洋式トイレに順番待ちの列ができてしまう」という学校も出てきています。

A 一方、和式の利用経験がない外国籍の子どもが増えたり、災害時の避難所として高齢者のニーズも高まったりするなど、社会の変化を背景に「トイレの洋式化」を急ぐ自治体も出てきました。その点、神奈川県は洋式便器の率が58%で全国一です。中でも横浜市は「トイレの洋式化」に力を入れており、学校の改修時には全て洋式にしてきています。

B 横浜市の永野小は昨年度、校舎東側の2〜4階のトイレをすべて洋式にしました。和式の時は各階女子トイレに4つあったブース(空間)を3つに減らし、うち一つを車いす対応の広さにしました。床もタイル張りからビニール地にし、掃除も菌が繁殖しやすい水をまく方法から、拭き掃除に変えました。今後、こういう学校がどんどん増加すると思われます。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2017.1.




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組の一人がメモを見ながらプレゼンする。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン