熊本地震から8ヶ月
自宅以外で生活4万人


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20176.1.10


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全体像


教材
中級編


@ 熊本地震は震度7の揺れを2回(昨年4月14日と16日)記録し、震度1以上の余震は4,000回を超えた。地震の犠牲者は178人。昨年12月2日現在で仮設住宅には1万982人、民間アパートなどを借り上げる「みなし仮設住宅」には2万7,960人が入居するなど、自宅以外で生活する被災者は約4万2,000人に上る。

A 「私はビニールハウスに入っとるばってん、チャッピー(14歳の老犬)は新築の犬小屋に入っとります。あはははは」。ビニールハウスでの年越しとなったが、松野ノブ子さん(81歳)の元気な声が響いた。熊本地震で自宅が全壊し、約40平方メートルのビニールハウスで寝泊まりする生活は8カ月を超えた。長男(57歳)家族は昨夏に仮設住宅に移ったが、ここでは犬が飼えず、ノブ子さんは自ら望んで犬とハウスに残った。

B 日よけシートを重ねたハウス内には畳とカーペットを敷いた。エアコン・電子レンジ・テレビ・冷蔵庫と、大抵のものがそろっている。パソコンデスクを利用して神棚も作り、仏壇代わりの台には3年前に亡くした夫の位牌と写真を飾る。大みそかは「元旦に、神様と仏様に一番に雑煮を供えたいから」と、ハウスで雑煮を作った。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2017.1.




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組の一人がメモを見ながらプレゼンする。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン