休眠預金を
社会貢献活動に活用


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2016.12.22


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全体像




教材
中級編


@ 「休眠口座」とは、長い間引き出しや預け入れなどの取引がされていない、"眠っている"銀行預金のことです。最後にお金を出し入れした日や定期預金の最後の満期日から、銀行では10年、ゆうちょ銀行では5年以上経ったもののうち、預金者本人と連絡のつかないもののことです。該当すると考えられるのは、子供の頃や結婚前などに使っていた口座、亡くなった方の口座などです。休眠口座の金額は、日本全体で毎年1千億円程度あります。

A 銀行で10年、ゆうちょ銀行で5年経つと、全国銀行協会などの内規により、その預金は銀行の収入になります。これは不当なことではありません。基本的には、預金者の権利が失われるわけではないのです。通帳や印鑑などを持って窓口に行けば、いつでも払い戻しが受けられます。海外では、休眠口座のお金が社会事業・福祉事業に使われている例がたくさんあります。

B この「休眠預金」を民間の公益活動に活用するための法案が今年11月、臨時国会中に成立しました。このことによって、日本でも震災の復旧・復興費用、被災した子供たちの教育などに活用できる道が開けました。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2016.12.20




この日の授業では
次のような3層構造で行いました。

 1)聞き取りメモ
  =メモ書きの後、2人組でメモ(図式)を見比べる。
  =その後、2人組みの一人がメモを見ながらプレゼンする。

 2)上の教材を含む4教材を使用。4人グループで相互プレゼン。

 3)2人組で相互に一セット、メモを取らずに聞き取り⇒プレゼン