増加しつつある
「お別れの会」


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2016.11.03


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全体像


教材
中級編


@ 派手で贅沢な葬式はとうの昔に鳴りを潜め、最近は少人数で慎ましやかに送るスタイルが主力になりつつあります。特に都市部では、ほぼ身内だけで行う「家族葬」が過半数に迫るほど増えており、斎場(葬儀場)を使わずに火葬場に向かう「直葬」や、通夜と葬儀・告別式を同日に済ませる「一日葬」が年々増え続けています。

A そのなかにあって、葬儀後に日を改めて「お別れの会」を開催する取組が広がりをみせています。コンパクトで安く葬式を済ませる傾向の昨今、真逆の傾向です。例えば、50歳の若さでガンによりこの世を去ったある男性は、少人数の身内だけで執り行う「家族葬」で送られた半年後、改めて葬儀場を借りて「お別れ会」が開かれました。題して「父ちゃんのお別れ会」。少年野球の監督だった男性のために、少年たちが(献花でなく)”献球”で故人を偲びました。

B もし大事な方の訃報に接した後、偲び足りないという思いが胸に残ることがあったら、「お別れの会」を発起してみるのも一つの方法です。ただし、遺族の意向が一番重要です。お別れの会の趣旨をご家族にお伝えし、会を開く許可を得られてから計画を進めましょう。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2016.11.25