希少糖
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2016.11.03


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中級編


@ ダイエットに少しでも興味がある人なら、「希少糖」(レアシュガー)の存在を耳にしたことがあと思います。希少糖とはその名の通り、「自然界にその存在量が少ない糖」です。「希少でない」(珍しくない)糖にはぶどう糖や果糖があり、よく知られている希少糖にはガムなどでおなじみのキシリトールがあります。

A キシリトールには「虫歯になりにくい」「カロリーが低い」といった特長があるように、ある種の希少糖には食後の血糖値の上昇を抑える、脂肪の蓄積を抑えるなどの作用があります。キシリトールがそうであるように、化学合成して大量に生産することができれば、ビジネスとして成立(儲けになる)します。

B 「糖は太りそう」というイメージを持たれがちですが、糖は私たちのからだや脳にとっても大切な栄養素です。希少糖は自然界に微量しか存在しない貴重な糖のため、人間に有効な生理作用を持っていても、商品化して流通させることは困難でした。そんな中、香川大学農学部の何森健教授の30年以上にわたる研究により、希少糖を生産する酵素が発見され、一部の希少糖の大量生産が可能になりました。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2016.11.25