遠隔診療
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2016.11.03


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全体像


教材
中級編


@ 高血圧症・糖尿病などの「生活習慣病」の治療で医療機関に通わなければいけないのに、仕事が忙しく、ついつい受診が後回しになることがあります。そのうち薬が切れて飲まない(飲めない)期間が続くという人もいます。その中には「症状は変わらないから、薬だけ出してもらえると助かるなあ」と思っている人も少なくありません。

A このような状況に置かれた働き盛りの人たちが、仕事と生活習慣病の治療を両立するための一つの方法として注目したいのが、「遠隔診療システム」の利用です。これは離れた場所にいる患者と医師とを、テレビ電話でつないで行う診療スタイルです。遠隔診療は「再診患者」が対象となります。すでに遠隔診療に取り組んでいる医師によると、「再診患者の中でも数年にわたって検査値などが変わらず、症状が安定している人が利用するのが望ましい」とのことです。

B 実際の診療は、患者が予約した時間に電話かテレビ電話を使って行われます。事前に患者がメールで送っておいた健康状態に沿って、問診と診察が行われます。その結果をふまえて、必要な薬が処方されます。診察にかかる時間は数分程度で、10分以上かかる場合は何らかの検査を必要とする状態なので、遠隔診療の対象にはならないそうです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2016.11.25