顧問が署名活動
部活動顧問を免除して!


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2016.7.13


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全体像


教材
中級編


@ 中学・高校の部活動を巡り、若手教員がインターネットで署名を集める活動を始めました。既に1万8千人以上が署名しました。署名を呼びかけたのは、30歳代の中学校教員6人です。署名の呼びかけ文では「部活動指導のため勤務時間が大幅に増え、倒れそう。顧問をする、しないの選択権を与えて下さい!」と訴えました。提出先は馳浩文部科学大臣で、教育委員会に指導してほしいと求める予定とのことです。

A 部活は国語などの教科と違い、正式な授業に位置づけられていません。あくまで生徒の自主的、自発的活動とされています。しかし、文科省の調査によると、中学校では教員全員が顧問になることを原則とする学校が66%を占めており、中学校教諭の9割以上が部活指導を担っています。欧米では教員に部活動指導は委ねられておらず、考えられない実態です。

B 6人は部活を否定しているわけではありません。「子どもが楽しみにしている」「友だちをつくれる大切な場」と考えているとのこと。しかし、部活動は教育課程外の活動なのに教員は指導を強制され、サービス残業が常態化しているのが実態です。今回の署名活動を機会に、部活動のあり方を根本的に考え直す時期が来ているようです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2016.7.11(月)