@ アボカドは、中央から南アメリカでは1万年前から存在。マヤ文明では「奇跡の薬」として重宝されていました。このアボカドは美味しいだけではなく栄養価も高いことから、健康面でも注目されています。
A アボカドは脂肪分が多いと言われますが、このほとんどがコレステロールを下げる働きを持つ不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸など)で、良質の脂肪であることが分かっています。アメリカ心臓協会の研究発表によれば、肥満症患者の食事に適しているだけでなく、心臓発作や脳梗塞予防にもなるとのことです。さらには、ビタミンA・C・D・Eを含み、動脈硬化・循環器系の病気を予防できることも判明したとのことです。
B そして特筆すべきは、バナナの2倍量含まれているというカリウムです。カリウムは(塩分取りすぎによる)ナトリウムの排出を促したり、高血圧を予防したりするだけでなく、筋肉・血管を健康に保ってくれる役割を担っているのです。
C そんな健康効果の高いアボカドですが腹もちもよく、食物繊維が整腸作用を持つことから肌の調子も整えてくれ、メタボ(太りすぎ)防止にも役立ちます。