大豆パワー
イソフラボン


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2016.7.13


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全体像


教材
中級編


@ 「イソフラボン」という言葉を知っていますか? 大豆をはじめとしたマメ科植物が含むポリフェノールの一種です。大豆イソフラボンのいちばんの特長は女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれることです。年を取るとともにエストロゲンの分泌量が減ると、やがて更年期を迎えます。それに伴い「更年期障害」と呼ばれる、体や心のトラブルに見舞われます。大豆イソフラボンは、このエストロゲンの不足を補い、更年期障害を和らげてくれます。

A 大豆イソフラボンは、ガンの予防にも効果のあることが明らかになってきています。乳ガン・子宮ガンなどの発生率も、大豆製品を多くとる日本や中国の方が、欧米よりも低くなっています。大豆イソフラボンの摂取量とガンの発生率とは、大きな関係があると考えられています。

B また、イソフラボンは血液をサラサラにしてくれ、脳の血液循環もよくなります。脳細胞自体の働きを活発にする働きもあります。したがって、記憶力を高めるとともに、やる気を起こす働きもあります。その効果は、エストロゲン投与により、アルツハイマー病の進行を止めた症例が報告されていることからも実証されています。ぜひ積極的に日頃から大豆を食べるようにしましょう。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生
実施=2016.7.11(月)