次第に有力になりつつある
風力発電


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2016.7.11


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全体像


教材
中級編


@ 世界の風力発電施設の発電能力は、今年4億KWを超え、原発(原子力発電所;2015年12月時点で3.8億KW)を初めて上回ることがわかりました。国際再生可能エネルギー機関によると、昨年は1KWを生み出すのに風力発電は約9円に対して、火力発電は約11円となっています。風力の発電コスト(発電にかかるお金)は、技術革新によってどんどん下がってきているのです。

A 世界風力エネルギー協会は、風力の発電能力が2030年には20億KWに達すると発表しました。いまの傾向が続けば、発電量でも風力が原発を超える可能性があります。

B ところで日本においては、秋田県内で4カ所目となる風力発電所「ユーラス由利高原ウインドファーム」が、2015年12月18日から稼働を開始しました。シーメンス製(ドイツ)17基の大型風車を並べて設置、1基当たりの発電能力は3MWで、総出力は51MW。約3万世帯分の年間発電量をまかなっています。これによって、秋田県内の風力発電(4箇所合計)が107MWとなっています。同時に、秋田県では二酸化炭素の削減効果が、年間約5万7000トンにものぼる計算になっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生
実施=2016.7.8(金)