ネット依存症
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2016.7.4


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全体像


教材
中級編


@ インターネットの使い過ぎによって、自身の健康や暮らしにさまざまな影響が生じる「インターネット依存症」の疑いがある人が、国内で約421万人(男性成人人口の約4.5%、女性の3.5%)に上ると言われ、年々増加傾向にあります。ネット依存症治療の専門外来がある「久里浜医療センター」では、外来患者の男女比は5:1。年齢別では中高生が5割、大学生を含めると学生が全体の8割を占めます。

A ネット依存症による最大の問題は、健康被害です。依存症の人は、睡眠や食事よりもネットを優先します。食べることに無頓着になります。また、夜しっかり眠らないので成長ホルモンが分泌されにくくなります。成長ホルモンは身長を伸ばすだけでなく、脳の発達、情緒の安定など、子供の心身の成長に非常に重要な役割を果たすことが知られています。

B 中高生の場合、ネットへの依存により急激に成績が下がる、引きこもるなど、目に見える変化が表れます。こういう状況を心配したご家族が、お子さんを連れて来られます。外来を訪れる中高生の特徴は、対人関係がうまくいっていない子が多く、また自分の衝動をうまく抑えられない傾向があります。依存症になる前に、ネットとの付き合い方を親子で真剣に話し合い、健康的な生活を取り戻す努力をすることが、とても重要です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生
実施=2016.7.4(月)