@ 日立製作所は先日(5/8)、接客や案内を行うヒト型ロボット「エミュー3」を開発したと発表しました。インターネット経由で、音声・画像・言語処理を遠隔(リモートコントロール)で行うインターネットシステムとセットで提供します。数カ国の外国語を聞き分けて、相手の外国語に合わせて会話することが出来ます。「エミュー3」は、商業施設や空港などで訪日客の接客やガイドでの活用を想定して開発を進めており、2018年度の実用化を目指しています。
A エミュー3は複数のカメラやセンサーが搭載されており、人がしゃべる言葉や動きに反応します。立ち止まっている人を探したり、困り事を聞いたりすることもでます。また、「遠隔監視システム」で複数のロボットを並行して活動させ、ロボット同士が情報交換したり、サービスの引き継ぎをしたりもできます。
B 「エミュー3」は身長が90センチ、重さが15キロで人と同じ速度で歩行できます。転倒しても自動で起き上がることが可能で、15ミリの段差を乗り上げることもできます。ヒト型ロボットでは、すでにソフトバンクが「ペッパー」を販売しています。エミュー3はペッパーと比べて広い範囲で動き回ることができ、ITシステムで動かす点が違います。