海底に眠る金銀
採取に光が!


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2016.5.18


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全体像


教材
中級編


@ 海洋研究開発機構などの研究チームは、国内最大規模の熱水鉱床が広がっている沖縄本島沖の海底を掘削し、金や銀の採取に成功したと発表しました。熱水鉱床は、岩石中の金属などが海底下で熱せられた海水に溶け込んだ鉱脈です。海底までの裂け目があると、熱水とともに噴出して金属などが海底に煙突状に沈殿します。銅、亜鉛などのほか、希少価値の高いレアメタルなどの金属を含むため、重要な海洋資源として各国の探査が活発化しています。

A 同機構が掘削したのは、那覇市の北北西約190Kmの海域(伊平屋小海嶺)。2010年、地球深部探査船「ちきゅう」で水深約1,000mの海底に直径50pの穴を掘り観察しました。その結果、約310度の熱水が噴き出して人工的にできた鉱床は、一日110Kgのペースで高さ7m以上に成長し、1トン当たり金1.4グラム、銀数百グラム、銅45Kgを含んでいました。

B 海底下の資源は掘り出すのが困難とされていましたが、チームは「人工的に噴出口を作ることで、極めて低コスト(安い費用)で資源回収を実現できる」としています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生
実施=2016.5.24