ガソリンスタンド
過疎地対策


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2016.5.18


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全体像


教材
中級編


@ 全国のガソリンスタンド(GS)の数はピークだった1994年の約6万カ所から、2013年には約3万4千カ所と4割以上も減りました。少子高齢化や人口減でガソリン需要(ガソリンを買う人)が減少し、地方を中心にGSの廃業が相次いだためです。

A 経済産業省は、近くにGSが3カ所以下の市町村を「GS過疎地」と定義しています。全国で265市町村(GSがない自治体は8町村)に上ります。GSが近くにない場合、自動車の他にも農業機械への給油にも影響が出ています。この不便を解消するため経済産業省は、ガソリンを運搬する「タンクローリー(移動給油車)」から自動車に直接、給油する検討に入りました。

B タンクローリーから自動車へのガソリン直接給油は危険なため、現在は「消防法」で禁止されています。そこで経済産業省は予算を計上し、安全に給油できる装置を開発する予定です。安全性が確認されたら、各地域の石油販売業者がタンクローリーを定期的に巡回させ、広い駐車場などを利用して、住民の車に直接給油するよう計画を進めています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生
実施=2016.5.24