癌患者以外では初!
凍結卵子で出産


.

2016.2.11


要約学習の部屋に戻る

教材づくりの部屋へ戻る


全体像


教材
中級編


@ 独身時に自分の卵子を凍結保存した大阪府内の女性(44歳)が、その卵子を使って妊娠、女児を出産していたことが分かりました。病気など医学的理由で凍結卵子を使って出産する例はありましたが、健康な女性によるケースが表面化したのは国内では初めてです。

A 卵子を凍結した大阪市西成区のクリニック「オーク住吉産婦人科」によると、女性は看護師。仕事が多忙で結婚予定がなかったが、「将来子供がほしい」と、41歳時の平成24年から複数回にわたり自分の卵子を凍結しました。その後結婚し、卵子を解凍して夫の精子を使い体外受精を実施。昨年、44歳で女児を出産しました。

B もともと卵子凍結保存は、がん治療(放射線治療)などの後に妊娠の可能性を残したい患者らに行われてきていました。が、日本生殖医学会は平成22年、病気以外の社会的理由での凍結保存容認指針を決めています。一方、日本産科婦人科学会は、健康な女性の採卵は感染症の恐れがあるなどとして推奨しない考え方を示しています。出産問題に詳しいジャーナリストの河合蘭さんは「女性が仕事と出産を両立させるため、卵子凍結出産を選択することは避けがたい流れ。今後も増えるだろう。」と話しています。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生