モーター車に設置義務
車両接近通報装置


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2016.2.11


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全体像


教材
中級編


@ ガソリン車と違って「ハイブリッド車」「電気自動車」「燃料電池自動車」は、エンジンではなくモーターで動くので、走行音が静かです。このことは長所でもありますが、短所となっていることもあります。車が接近しても、歩行者が気づかない危険性があるからです。これが原因で起こった交通事故(人身事故)も少なくありません。

A そこで国土交通省は、ハイブリッド車など上記の3種類の自動車に対して、接近を歩行者に音で知らせる「車両接近通報装置」の搭載を義務付ける方針を固めました。高齢者や子どもら歩行者の安全対策を強化するのが狙いです。国連機関では今年3月、車の走行音の音量の国際基準を定める予定です。国土交通省は、この基準を踏まえ、2018年にもモーターで走行できる新型車に適用します。法が適用されると、基準を満たした「車両接近通報装置」を搭載していない新型車は、国内で販売できなくなります。ただし、既に販売され出回っている中古車などは、対象外となります。

B 併せて国土交通省は、大型車(トラック・バス)に対して、右左折や後退を知らせる「警報音装置」や、後方を確認出来るモニターの設置を義務づけることにしています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校3年生