小中学生で12.3万人
不登校を救え!


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2016.2.5


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教材
中級編


@ 2014年度の場合、小中学校の不登校(年間30日以上欠席)は合計で約12.3万人。中学校は全生徒数の 2.7%。生徒37人に1人が不登校となっています。不登校の子どもを20年以上見つめてきた(精神科医)明橋大二さん(56歳)は、次のように話しています。

A 不登校は、心身が疲れてオーバーヒートすることで起きます。心身が疲れる原因として、友達や先生との関係(いじめなど)、頑張りすぎ、人一倍敏感などが挙げられます。不登校になる前から、少しずつサインを出しています。自己肯定感が下がり、気持ちを周りに伝えられなくなります。学校を休みがちになった時は、孤立感を持たせないようにすることが大切です。 ※ 自己肯定感 =自分は良さを持った人間だ、自分はまわりから認められている、という感情。

B 不登校の第1段階では、子どもは「おなかが痛くて学校に行きたくない」など、言葉ではなく体の症状や行動でSOSを発信します。親は「学校に行きなさい」と叱ってはいけません。第2段階では、甘えや怒りが現れます。赤ちゃんのように親から離れなかったり、「お母さんのせいだ」などと暴力を振るったりすることもあります。これは、愛情を試す行動。とことん付き合うことで、信頼感や自己肯定感の向上につながります。こういう状況になったら、焦りは禁物。親は子どもの話を否定せず、とことん耳を傾けることが大事です。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生