@ 昨年一年間に、インターネット交流サイトを利用し、性犯罪などの被害にあった子ども(18歳未満)は、前年より128人多い1,421人。統計を取り始めた2008年以降、最も多いことが分かりました。スマートホンで交流サイトを利用して被害にあった子どもは、79%(1,118人)。これに従来の携帯電話を合わせると90%(1,276人)となります。年齢が最も多いのは17歳の340人、16歳が338人、15歳が304人となっています。
A どんな被害にあったかというと、体を触るなど「青少年育成条例違反」が711人、裸の写真を撮られるなど「児童買春・ポルノ禁止法違反」が618人で、この二つを合わせると94%になります。殺人に巻き込まれたケースも1件(熊本県;高校3年女子生徒)ありました。
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警察庁は、「スマホを使う子どもが増えており、被害に遭う危険が増えている。」と、話しています。また、「被害にあった子ども達が、交流サイトを利用するときにどのような危険があるか知らないケースが少なくない。なかには不登校の子どもで、危険を全く知らないまま被害にあったケースがあった。」と語っています。学校・家庭において指導する必要性が指摘されています。