全国学力テストを活用して
内申点を平等化する


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2016.2.2


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全体像


教材
中級編


@ 大阪府教育委員会は今年度、中学3年時の全国学力調査(学テ)の結果をもとに、各校の学力レベルを把握。生徒の高校入試「内申点」が学校間で有利・不利にならないよう調整をしました。この結果、学テで成績の良かった中学校はより多くの生徒に高評価をつけられ、逆の学校は評価が抑え気味になっています。

A 生徒個人の目標達成度をみる「絶対評価」は、学校によって評価に偏りが見られます。例えば昨年度の場合、「社会科」を例に取れば、A中学校では「5」の評価が4%に対して、B中学校では47%という差が出ています。そこで、学テの活用で学校間の内申評価の公平性を確保しようというねらいです。

B しかし、文科省は「学力の把握という調査の趣旨から逸脱する恐れがある」と批判。大阪との対立が続いていました。結局、去年11月27日、大阪府教育委員会は、「学テの学校別結果を高校入試の内申評価に使う」ことを来年度以降、断念する方針を固めました。学テを入試内申に活用する方法は、(文科省も例外的に認めた)今年度限りとしました。来年度からの代替案として、大阪府教委は中学3年時の独自テストの新設などを検討しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生