死者に会って会話する
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2016.1.25


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教材
中級編


@ 亡くなった人に、もう一度会いたい。出来れば会話を交わしたい。この願いを叶える研究が進んでいます。二つ紹介します。一つが、デジタル空間に立体映像として本人が蘇るというものです。

A まずは、会いたい人の生前ビデオ映像から、表情・動き方・話し方の癖を分析します。家族や友人の思い出話や写真などから、さまざまな生前の出来事を集めます。手紙や日記やツイッターなどから、本人の考え方や個性を分析します。それらのデータをコンピュータに入力し、総合的に人格を再現するのです。そうすることによって、立体映像で映し出された本人が相手の会話を聞いて、本人らしい受け答えをしてくれるのです。

B もう一つの試みが「人工知能ロボット」(本人そっくりのアンドロイドロボット)の研究です。アメリカの研究所では「Bina48」を研究開発中です。このロボットは、亡くなった人の個性にあった会話をしてくれます。前もって「その人らしいものの見方、考え方」がインプット(入力)してあります。臨床心理士などとの会話を通して、さらに本人らしさを進化させています。20年後の完成を目指して研究中です。

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  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

実施年月日=2016.01.26
授業対象=小学校5年生