それは常識!
運動中の給水

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2016.1.25


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全体像


教材
上級編


@ 30年〜40年前まで、「運動中は水を飲むな」と指導されてきました。必要以上水を飲むと体はエネルギーがたくさん必要となり、体力が消耗するというのが、その理由です。

A しかし今、運動中の給水は常識です。体の60%は水分です。運動することによって体温が上昇します。時には39度に達することもあります。高くなった体温を下げるために、多いときには1時間に1リットル(ペットボトル2本分)も汗をかきます。体重の3%の水分を失うと、運動能力が低下し始めます。10%失うとケイレンが起こります。20%以上失うと脱水症状(熱中症)を起こし、死の危険が迫ります。こういうこともあって、マラソンには給水地点が設けられています。

B 運動に際しては、まず運動前にコップ1〜2杯の水分を摂りましょう。運動中は「なるべくこまめに、一度に摂る量は少なめに」が基本です。ペットボトルを携帯して15〜20分おきに一回くらいの間隔で、コップ1杯程度の水分補給を基準にしましょう。

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  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

実施年月日=2016.01.20
授業対象=小学校5年生