がんばれ!
はたマーケット


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2016.1.3


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全体像


教材
上級編


@ 雲南市掛合町波多地区の人口は340人、高齢化率49%(雲南市は36%)。いち早く高齢化が進んでいる地区です。この地区にあった唯一の小売店が2014年3月、閉店しました。高齢者にとって、地区内に小売店がないのはたいへん不便・不自由です。そこで2014年10月、波多地区の住民組織「波多コミュニティ協議会」がマーケットを始めました。

A マーケットは、交流センター(旧:波多小学校)の一室(48u)に設けました。日曜・祝日を除く、平日の午前9時から午後5時半が営業時間です。2014年10月(開店した月)の月間利用人数は904人。雪の多い冬場は少し減少したものの、2015年4月以降は900人以上を維持しています。売り上げも月間、110万円から170万円。現在は開店費用の借金返済で利益は出ていませんが、これを返し終われば利益が残る見込みです。

B 好調の要因は、住民の要望をくみ取った店作りです。食品の他、酒やタバコ、肌着や靴下など衣料品、総菜も扱っています。また車両も運営しており、(運転免許を持たない)高齢者の送迎も行っています。このマーケットは、高齢者の安否確認や交流の場としての機能も果たしているのです。

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  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校2年生