世界で最も恐ろしい生物は?
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2015.12.10


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中級編


@ 「世界で最も恐ろしい生物」と聞いて、どのようなものが頭に浮かぶでしょうか。まず思いつくのは、ライオン、サソリ、毒グモなどでしょうか。「最も恐ろしい」というのは、何を恐ろしいとするか、その定義により異なります。ここでは、「その生物が一年間で人間を何人殺しているか」を基準にします。
A 世界で最も恐ろしい生物、第4位は「イヌ」です。人間を噛み殺しているのではなく、噛んだときに病原体「狂犬病ウイルス」が人の体内に侵入するからです。狂犬病は発症すると100%死に至る病気で、その数は年間2万5000人です。第3位は「毒ヘビ」です。世界では年間5万人もの人が死亡しています。第2位は「ヒト」です。地域紛争・戦争・テロによって、世界中で年間47万人もの人が「ヒト」に殺されているのです。
B さて、1位の生物は何でしょうか。それは「蚊」です。世界中で蚊に殺されている人間は年間なんと75万人。2位に大きく差をつけています。蚊がもたらす感染症は、マラリア(世界3大感染症の一つ。年間60万人以上が死亡。)・デング熱・日本脳炎など、恐ろしい病気ばかりです。

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  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生