自転車による死亡事故
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2015.12.10


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教材
中級編


@ 近年、自転車事故による死亡事故が、年間200件を越えています。被害者から高額の賠償金を請求され、裁判になっているケースも少なくありません。賠償金には、慰謝料(被害者に後遺症が残ったり介護施設に入所したりした場合)と、逸失利益(被害者が医師など収入が多い人の場合)とがあります。なかには、1億円の賠償金の例もあります。

A こういう事故多発を受けて、道路交通法が2015年6月1日に改正になっています。罰則の例を挙げると、当て逃げ・負傷者救護義務違反の場合は、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金。速度超過・信号無視・一時停止違反・安全運転義務違反などは、3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金などとなっています。特にブレーキのない自転車、スマホを見ながらの運転には、厳罰が科せられます。

B 歩行者と自転車との衝突事故を防ぐため、各自治体では「自転車専用レーン」の設置を進めているところもあります。が、きわめて限られているのが現状です。そこで、いざというとき(賠償金の支払い)の自衛策として、保険への加入があります。例えば「どこもサイクル保険」の場合、毎月440円の保険料で、最高2億円の保障となっています。

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  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ

授業対象=中学校1年生