島根県立高校
入試改正


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2015.11.24


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全体像


教材
上級編


@ 島根県教委は今年度、県立高校入試の改正方針を打ち出しました。2016年度入試から松江北と松江南の普通科(定員280名)を、それぞれ1学級分(40名)減らします。一方、2017の入試から、松江市内3校(松江北・南・東)の学区外入学枠を拡大(5%⇒20%)します。14名/280名から48名/240名へと、大幅な増員です。また、第2志望校制を廃止します。生徒・保護者の間では、中学浪人への不安が高まっています。救済策として、定員割れした高校については追加募集の方向で検討中です。

A 定員を減らす理由について、県教委は「松江市内3校の定員割れが日常化し、緊張感や切迫感が無くなっている。」としています。2011年度から5年間の定員割れを平均すると、松江東が15.2人、松江南が16.0人、松江北が9.2人。市内7校の定員割れは2014年度が87人、2015年度が76人となっています。このデータから2学級分を減らすとのことです。

B 改正の背景として、松江北・南・東の在籍生徒の学力が軒並み低下。大学進学の実績(国公立大学・有名私立大学)も続落傾向にあり、その改善をねらった面もあるようです。

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